10月21日トークイベント】

ダークツーリズム 〜世界と北陸 悲しみの記憶を巡る旅


悲しみの記憶を承継する 新しい旅のかたち「ダークツーリズム」
"ダークツーリズム"とは、20世紀の終わりごろにイギリスの研究者が提唱した新しい観光の概念で、戦争や災害といった悲劇の現場を訪れる旅のあり方として近年世界的に注目されています。日本ではハンセン病療養所や被災地を巡る旅、世界ではアウシュビッツ収容所や原発事故跡地を訪ねる旅などについて知られています。
そんな「ダークツーリズム」と社会情報学の手法を用いて東日本大震災後の観光の現状と復興に関する研究を行うなど、いまや日本のダークツーリズム研究の第一人者となっている観光学者の井出明さんをお招きし、ご自身が歩いた国内外のダークツーリズムスポットをスライドを使って紹介してもらいながら、この新しい旅のかたちを一緒に考えていきます。
トーク前半は今年7月に出版された著書『ダークツーリズム 悲しみの記憶を巡る旅』(幻冬舎新書)、『ダークツーリズム拡張─近代の再構築』(美術出版社)から、代表的な国内外のスポットを旅のテクニックとともに紹介。またダークツーリズムがどのようにして発展的にほかの学問や社会と結びつき、拡張し得るかについてお話しいただきます。
後半では、北陸のダークツーリズムスポットとして、地元の人も忘れてかけている悲しみの記憶の場所を取り上げ、現地の写真とともに詳しく紹介いただきます。
ここでしか聞けない貴重なトークをどうぞお見逃しなく。

井出 明(いであきら)

観光学者。 金沢大学国際基幹教育院准教授。近畿大学助教授、首都大学東京准教授、追手門学院大学教授などを経て現職。

1968年長野県生まれ。 京都大学経済学部卒、同大学院法学研究科修士課程修了、 同大学院情報学研究科博士後期課程指導認定退学。 博士(情報学)。

社会情報学とダークツーリズムの手法を用いて、東日本大震災後の観光の現状と復興に関する研究を行う。

著書に『ダークツーリズム 悲しみの記憶を巡る旅』(幻冬舎新書)、『ダークツーリズム拡張 近代の再構築』(美術出版社)などがある。

 


当日は書籍の販売も行います。イベント終了後にはサイン会もあります。

『ダークツーリズム 悲しみの記憶を巡る旅』(幻冬舎新書)

 

人類の悲劇を巡る旅「ダークツーリズム」が世界的に人気だ。どんな地域にも戦争、災害、病気、差別、公害といった影の側面があるが、日本では、それらの舞台を気軽に観光することへの抵抗が強い。しかし、本当の悲劇は、歴史そのものが忘れ去られることなのだ。小樽、オホーツク、西表島、熊本、栃木・群馬などの代表的な日本のダークツーリズムポイントを旅のテクニックとともに紹介。未知なる旅を始めるための一冊。(出版社紹介文より)

『ダークツーリズム拡張 ──近代の再構築』(美術出版社)

 

悲しみの記憶を抱えた場所を巡るダークツーリズム。

世界に広がるそのスポットを紹介し、ダークツーリズムがどのようにして、発展的にほかの学問や社会と結びつき、拡張し得るかを試みた一冊。思想誌『ゲンロン』で連載された「ダークツーリズム入門」を中心に、新たな書き下ろしを掲載。(出版社紹介文より)

●日時:2018年10月21日(日) 開場15:00/開演15:30

 

●入場料:1,000円(1drink付)

 

●定員:40名

 

●ご予約・お問合せ:お電話 076-256-5692 または下記ボタンより