石パブ読書会
●定員:5〜10名(2021年9月からオンライン参加も可)
●参加お申込:お電話(076-256-5692)またはHPのコンタクトページ(https://www.ishipub.com/contact/)からお申し込みください。
●課題図書を読んでからご参加ください。本は当店でも販売しております。
2022年7月8日(金)
7月の読書会は、宇佐美りんさんも推している中上健次の初期の作品である『十九歳の地図』です。
作家の郷里・紀州が舞台となる作品を多く執筆している作家です。
のちに芥川賞も受賞した中上健次の原点とも言えるこの『十九歳の地図』について、中上健次ファンの方もはじめて作品に触れる方も共に語り合えたらと思います。
東京で生活する少年の拠り所なき鬱屈が描かれているこちらの作品を通して、参加してくれる方々の心に何が浮かび上がってくるのか、いろんな角度から思いのままに話しましょう。
こちらの本は短編集なので、『十九歳の地図』以外の作品についても少し話したいと思っています。気軽にご参加ください!
●課題図書 : 『十九歳の地図 』中上健次著 (河出文庫)
●日時:2022年7月8日(金)18:30〜
●定員 : 10名程度(店内/オンライン)
●進行役:石引パブリックスタッフ
●参加費 : 無料(当店で本を購入いただいた方)
2022年5月20日(金)
進行役:門馬優さんより
「5月の読書会は「本屋大賞ノンフィクション本大賞2021」に選ばれた『海をあげる』の著者・上間陽子氏の「裸足で逃げる 沖縄の街の少女たち」です。生活困窮、DV、性暴力、いじめ...壮絶な環境の下、生き延びる沖縄の少女たちの生々しい語りが、インタビュー形式で描かれています。不安定なコロナ禍の生活が続く中「トー横キッズ」に代表される子どもを巡る「社会の闇」が認知されつつあります。実は、金沢でも年間572件(令和2年度)の虐待相談があり、今もどこかで悲鳴をあげる子どもがいるかもしれません。沖縄の少女たちを通じて、私たちの身近にいる子どもたちについて、改めて考える機会になればと思います。」
●課題図書 : 『裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち (at叢書) 』上間陽子 (著) (太田出版)
●日時:2022年5月20日(金)18:30〜
●定員 : 10名程度(店内/オンライン)
※新型コロナ感染状況によってオンラインのみの開催に変更する場合があります。
●進行役:門馬優さん
●参加費 : 無料(当店で本をご購入いただいた方)
2022年4月15日(金)
【2022年4月の読書会】
「国」や「言語」の境界が危うくなった現代を照射する、新たな代表作!
留学中に故郷の島国が消滅してしまった女性Hirukoは、ヨーロッパ大陸で生き抜くため、独自の言語〈パンスカ〉をつくり出した。Hirukoはテレビ番組に出演したことがきっかけで、言語学を研究する青年クヌートと出会う。彼女はクヌートと共に、この世界のどこかにいるはずの、自分と同じ母語を話す者を捜す旅に出る――。
誰もが移民になりえる時代に、言語を手がかりに人と出会い、言葉のきらめきを発見していく彼女たちの越境譚。
(出版社より)
●課題図書 :『地球にちりばめられて』多和田葉子 (著) (講談社文庫)
●日時:2022年4月15日(金)18:30〜
●定員 : 10名程度(店頭/オンライン)
●進行役:松岡等さん
●参加費 : 無料(当店で本を購入いただいた方を優先させていただきます)
2022年3月4日(金)
【2022年3月の読書会】
やがて訪れる死や衰弱は、誰にも避けられない。自分や親しい人が苦境に立たされたとき、私たちは「独りでは生きていけない」と痛感する。ケアとは、そうした人間の弱さを前提とした上で、生を肯定し、支える営みである。本書は、ケアを受ける人や医療従事者、ソーシャルワーカーへの聞き取りを通じて、より良いケアのあり方を模索。介護や地域活動に通底する「当事者主体の支援」を探り、コロナ後の課題についても論じる。(出版社より)
●課題図書 :『 ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと』 村上靖彦 (著) (中央公論新社 )
●日時:2022年3月4日(金)18:30〜
●定員 : 10名程度(店頭/オンライン)
●進行役:八木 亮輔さん
2022年1月28日(金)
【2022年1月の読書会】
すれ違いながら、互いへの理解を諦めきれない夫婦の姿を克明に描く異色作!
留学帰りの健三は仕事に忙殺され、妻子を思いやる余裕もなく日々を過ごしていた。
ある日、彼のもとへ絶縁したはずの養父・島田が金の無心にやって来る。かつての恩義や見栄のため、頼みを断れない彼に嫌気がさす身重の妻。しかし意固地な二人は話し合うこともせず、すれ違う。腹違いの姉からも経済的支援をせがまれ、健三の苦悩は深まる。そんな中、妻は出産を迎えるが……。分かり合いたい、分かってもらいたい、けれども分かり合えない二人。
互いへの理解を諦めきれない夫婦の姿を克明に描く、漱石後期の名作。(出版社より)
●課題図書 : 『道草」(角川文庫)
●日時:2022年1月28日(金)18:30〜
●定員 : 10名程度(店頭/オンライン)
●進行役:岩津航さん
2021年12月17日(金)
【2021年12月の読書会】
昨年秋の初版以来着々と部数を伸ばし現在40万部突破、斎藤幸平『人新世の「資本論」』。現代、この地球の表面は道路や工場などで覆われ、海には海洋プラスチックが浮遊し、それらが地球の地質や生態系に重大な影響を与えているとされる「人新世」=環境危機の時代。
気候危機だけでなく格差の問題など、これまで通りの成長型資本主義では解決できなさそう。では他に何があるのか?何ができるのか?ヒントは著者が発掘した晩期マルクスの思想の中に。
すでに読まれた方も、マルクスと聞いて拒否反応が出る方も、未来社会の新しい形を想像しながら一緒に話してみませんか?
●課題図書 :
『人新世の「資本論」』(集英社新書)
●日時:2021年12月17日(金)18:30〜
●定員 : 10名程度(店頭/オンライン)
●進行役:高橋明彦さん
2021年10月29日(金)
【2021年 10月の読書会】
人間の脳内には「直観システム」と「推論システム」という異なる認知システムがある。この認知科学の「二重過程理論」をもとに、今世界で起きている政治的な分断と対立と混乱の図式を描き出す。
若き二人の人生の門出をしつこく追いかけ回すニュースに比べ、選挙の話題はそれほど盛り上がっていない。こっちこそが私たちの生活に直結することなのに。
衆議院選挙前日ではありますが、”バカ”な私たちはこれから一体どうしたら良いのか
石パブで一緒に考えましょう!
』(晶文社)
●日時:2021年10月29日(金)18:30〜
●定員 : 10名(店頭締め切りました/オンライン参加可)
●進行役:松岡等さん(新聞記者)
2021年9月24日(金)
【2021年 9月の読書会】
ある日突然言葉を話せなくなった女は、失われた言葉を取り戻すために古典ギリシャ語を習い始める。ギリシャ語講師の男は次第に視力を失っていく。ふたりの出会いと対話を通じて、人間が失った本質とは何かを問いかけていきます。帯にある著者のメッセージ「この本は、生きていくということに対する、私の最も明るい答え」に勇気づけられます。ご参加お待ちしております。
●課題図書 : 『ギリシャ語の時間 』(晶文社)
●日時:2021年9月24日(金)18:30〜
●定員 : 10名
●進行役:岩津航さん
2020年2月28日(金)
2020年1月31日(金)
2019年12月27日(金)
2019年9月13日(金)
2019年8月30日(金)
2019年6月14日(金)
2019年3月1日(金)
2019年1月25日(金)
2018年12月21日(金)
2018年11月2日(金)
2018年9月28日(金)
2018年8月31日(金)
2018年7月20日(金)
終了しました
【5月の読書会】
●課題図書:『老人と海』(光文社古典新訳文庫)
アーネスト ヘミングウェイ
●日時:2018年7月22日(金)18:30〜
●定員:8名
●参加費:無料(ドリンクのご注文をお願いします)
●参加申し込み:お電話(076-256-5692)またはHPのコンタクトページよりお申し込みください。
※課題図書を読んでご参加ください。
2018年6月30日(金)
2018年5月25日(金)
終了しました
2018年4月13日(金)
2018年2月16日(金)