2019年3月28日(木)トークイベント

あわいゆくころ─アーティストが見た、陸前高田の津波から復興までの日々

トーク:瀬尾 夏美(絵と言葉のアーティスト) / 聞き手:井出 明(金沢大学准教授)


ひとりのアーティストが受け渡された、

津波から復興への〝あわいの日々〟の言葉たち。

ささやかな風景の移り変わりや、まちの片隅で誰かが呟いたちいさな言葉たちを、今こそ、残し伝えたい─。

震災後の陸前高田に移り住み、変わりゆく風景や人々の感情、語りをツイッターで記録し続けた、絵と言葉のアーティスト・瀬尾夏美さんをゲストにお招きします。

 

  • 日時:2019年3/28(木)18:30開場/19:00開始
  • 入場料:無料
  • 定員:30名 要予約
  • 場所:石引パブリック

※当日の通常営業は17時で終了とさせていただきます。何卒ご了承ください。

本講演会は科学研究費基盤研究(C)「ダークツーリズムを援用した災害記憶ならびに復興記憶の継承手法確立」 研究課題番号 18K11860(研究代表者髙木亨) の助成によって開催されます

 

瀬尾 夏美 (せお・なつみ)

1988年生まれ、東京藝術大学大学院修士課程絵画専攻修了。2012年から映像作家・小森はるかと共に岩手県陸前高田市に移住し、東北の風景や人々の言葉の記録を軸に、絵画作品やテキストの発表、ワークショップや対話の場の企画を続けてきた。主な展覧会に「クリテリオム91」(水戸芸術館、2015)、ヨコハマトリエンナーレ2017(横浜美術館・赤レンガ倉庫、2017)などがある。

『あわいゆくころ─陸前高田、震災後を生きる』(晶文社)

被災後の陸前高田へ移り住み、変わりゆく風景、人びとの感情や語り、自らの気づきを、ツイッターで継続して記録、復興への“あわいの日々”に生まれた言葉を紡いできた。厳選した七年分のツイート〈歩行録〉と、各年を語り直したエッセイ〈あと語り〉、未来の視点から当時を語る絵物語「みぎわの箱庭」「飛来の眼には」で織り成す、震災後七年間の日記文学。※石引パブリックでも販売中



井出 明 (いで・あきら)

金沢大学国際基幹教育院准教授·京都大学大学院情報学研究科にて博士(情報学)を取得。阪神·淡路大震災の復興の経験に基づき、東日本大震災の復興について観光面から論考を発表し続けている。あえて地域の悲しみの跡をたどる"ダークツーリズム"を紹介し、大きな注目を集めた。インド洋津波被害からの復興や、ヨーロッパにおける第二次大戦の悲しみの承継手法など、世界中のダークツーリズムの事例に精通している。

『ダークツーリズム拡張 ─近代の再構築』(美術出版社)

井出明(著)

悲しみの記憶を抱えた場所を巡るダークツーリズム。世界に広がるそのスポットを紹介し、ダークツーリズムがどのようにして、発展的にほかの学問や社会と結びつき、拡張し得るかを試みた一冊。表紙カバーには、瀬尾夏美の作品《一時的な草はら(東京都足立区)》と《あたらしいまち(岩手県陸前高田市)》を掲載。

 



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